【子供】【大人】が頭を強く打った時に周囲の人が見るべき5つの判断ポイントとその後の行動とは?

目安時間 13分
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こんにちは。まりちゃんです。

先日、息子の自転車(BMX)の練習中をしている最中に
夫の方が夢中になり(夫)が大転倒し
数メーター飛んでいきました。

頭を強く打ち
自分で立ち上がろうとしても
ボクシングでノックアウトをくらったように
立ち上がる事ができず

新喜劇のワンシーンのように手をグルグル回しながら
後ろに倒れました。

笑いごとではないですが
何もなかった今だから
立ちあがってからのあのこけ方を
思い出しては笑いをこらえています(悪魔?)。

転倒後、
意識はあり話しもしますが
どことなくつじつまがあわない感じで
数人の大人が両脇をかかえながら
安全な場所に避難。

それから安静に過ごし
会話も普通にしていましたが
本人が正気にもどったのは転倒後から
40分程度経過してからでした。

「あれ?なんで俺ここにいるの?自転車乗ってなかった??」

そう。
一般的に言うと【脳しんとう】と呼ばれるやつですね。

ずっと意識があったはずなのに
転倒後の行動や会話は全く覚えていなかったんです。

頭を強く打ったあとは甘く見てはいけません。
頭部打撲後は

そのあとの症状を注意深く観察することが
とても大切になります。

こんな人に読んでもらいたい

・激しいスポーツをする人、もしくは子供や夫・妻がスポーツをしている人
・動き回るわんぱく坊主やおてんば娘を育てている人
・うっかり転倒しやすい人
・うっかりよく頭をぶつける人
・高齢者と同居している人や介護している人




【大人編】頭を強く打った時にする緊急性の判断ポイント5点

1.意識があるかどうか

身体をゆさぶったりせずに
声かけだけできちんと目をあけたり返答があるか
☛この時点で意識がない(返答がない)場合は迷わず119番通報です。

2.痙攣等が起こっている

部分的でも全身的にも痙攣をおこしている。ぴくつきがある。
☛脳に何らかの異常がありますので迷わず119番通報です。

3.嘔吐している

何度も何度も嘔吐している場合も119番通報で問題ありません。

4.外傷があるかどうか

出血はしていないか?
出血していた場合出血部位はどこか確認し
布等で出血部位を圧迫する
☛圧迫しきれないよいう出血が出ている場合は
迷わず119番通報です。

5.手足が動くかどうか

「手や足を動かしてみてください。」
などの声かけをし指示どおり問題なく
動くかどうか確認する。
☛指示してもまったく自分で動かせない場合は
他者が無理やり起こしたり動かしたりはせずに
迷わず119番通報です
頸椎損傷等の可能性もあるため
無理やり起こすのはとっても危険です。

※頸椎損傷とは
首の部分に存在し、手指や腕を司る神経で
これらの脊髄が損傷されると
首から下の筋肉が麻痺したり
感覚を失ったりします

夫の頭部打撲時に緊急性があったかどうかの判断

1.意識があり会話も一見普通にできていた
2.けいれんはなくぴくつきもみられなかった
3.吐き気や嘔吐は全くなかった
4.出血などの外傷はなかった
5.自分で起き上がりふたたび大転倒しているが歩行可能

上記の緊急性の5つの判断ポイントに
問題がなかったし

自分で起き上がったり
受け答えができたので救急要請は不要でした。

まずは第一の観察項目として緊急性はないと判断します。




【子供編】頭を強く打った時にする緊急性の判断ポイント

緊急性に関しては子供も大人と
5つの判断ポイントはほぼ同じです。

ただ、子供の場合は
痛いことがあれば絶対に大泣きしますので
呼んでも返事がない!泣かない!!場合は迷わず119番通報です。

特に元気がない・ぐったりしている場合は要注意です。
嘔吐が何回も続く場合も要注意!!

暴れん坊小4息子が救急車で運ばれた事例

息子が学校のブランコから落ちた
という話を以前書きましたが

ブランコよ空高くまで届け!!
ぐらいの勢いで
ほぼ垂直180度ぐらいの高さのところで
勢いがつきすぎ
ブランコを持っているその手が離れてしまい
空中を飛んで仰向けに落下。

後頭部を強く打ったようで
息子が飛んでいく瞬間を
周囲にいた子供たちが何人もが目撃していたので

子供たちが
「この落ち方はやばい!!」と思ったのか
あわててすぐに先生を呼びに行ってくれました。

当の本人は
「少し痛かったけど起きれそうだな」って思っていたけど
みんなに
「危ないから動くな!!」と言われ
仰向けに空を眺めながら
救急車に運ばれて行ったという話です。

周囲の子供達の行動

・すぐに大人を呼びに行った
・強く頭を打った息子を動かさず安静にさせてくれた
☛もしかしたら転倒の仕方によっては首を強く損傷している可能性もある

学校の先生の判断

☛先生は現場を目撃していないため子供たちの情報から判断
・ブランコからの勢いと高さと落ち方から
総合的には動かしては危険と判断
上記の緊急の必要性の5つのポイントと比べると
救急車までは不要だったかなーと思いますが
すぐに対応してくれた事にとても感謝しています。

子供の場合でも年齢で危険性は違ってくる

生後6か月ぐらいまで
あまり激しい打撲ではなかったとしても
ベッドから落ちただけ等でも重症になる可能性があります。
☛乳児の頭蓋骨は柔らかく
骨と骨の間もしっかり固定されていません

1歳を過ぎてから
1mくらいの高さから落ちても
がコンクリートや石等ではなければ
重症にはならないことが多いです。
☛幼児の頭蓋骨は乳児よりだんだんしっかりしてきます。
柔らかさがクッションのようになり
高いところから落ちても場合によっては
それほど影響が出ない事が多々あります。

それでは
緊急性がなかったらひとまず安心?

と考えがちですが違います!!
頭部打撲後のその後の観察が大切になります。

頭部打撲で緊急性に必要性がなかった場合
次に行う事

頭部打撲によって何が起こると考えられる事

・急性硬膜下血腫
・頭蓋骨骨折
・脳挫傷

代表的には上記の事が起こっている可能性があります。

観察する項目

1.吐き気・嘔吐が続く
2.なんだかボーっとしている
3.物が二重に見える
4.鼻から鼻水よりもさらさらした透明~血液交じりの液が出る
5.頭痛が続く
6.手足がしびれる

打撲の方法や程度によっては病院へ受診する

第一の観察で救急要請の必要性がなかったとしても
上記症状がある場合は必ず受診しましょう。

打撲の方法や程度によっては
検査してみないとわからに事もあるので

上記症状がなかったとしても
頭部CT等の検査をしてもらった方がいいでしょう。

ただ、子供の場合
受診はもちろん必要がありますが

受診したからと言ってDrが必ずCTを撮るとは限りません。
CT検査で被爆するのはごくわずかであっても
子供にとってはデメリットがあると
言われており医師が必要としたときだけになります。

※CT検査は誰にでもというわけでなく、賢く選択して受けた方が良いという運動が展開されています。(Choosing wisely campaign)

頭部打撲後~数か月までの経過の見方

またCT等の検査で問題なかった場合でも

経過観察が必要になります

頭部打撲後に観察しなければいけない期間

・最初の6時間以内の変化
・12時間以内の変化
・24時間以内の変化
・2.3日後の変化
・頭部打撲後1か月~2か月前後の変化

頭部打撲後より遅れて症状が出る事があります。

特に高齢者は頭部打撲後の1.2か月前後は
慢性硬膜下血腫の恐れがあるため要注意です。

忘れた頃にやってくる症状であるため
周囲は気が付きにくいことがあります。

「まさか一か月前の頭部打撲の影響とは思わなかった」と
入院されたご家族みなさんそういわれます。

慢性硬膜下血腫とは

頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳の隙間に
血種が貯まる事で脳を圧迫してしまう事です。

慢性硬膜下血腫の症状

・最近うつ症状のようだな
・元気がないな
・言葉がでにくいな
・いっている事がよく理解ができないな

本人は周囲が言っている事はしっかり理解できています
自分が伝えたいことが明確に伝えられなくなっていますので
もどかしい期間が続きます。

周りが変だなといち早く気が付いてあげて
病院を受診してほしいです。




慢性硬膜下血種の治療

・軽度の場合は漢方薬(五苓散)等で経過を診る事があります
・血種除去術

慢性硬膜下血種は血種除去の手術をすれば
大半の症状は改善します。

以上の期間を経過しても
なんの症状もなく経過すればまず心配はないでしょう。

私の夫は自転車で転倒し頭部打撲をしてから
まだ2週間しか経過していないため
高齢ではないですが
症状の変化に注意して観察しています。

ちなみに顔や手は傷だらけになったため
自宅で処置してとてもきれいになりました。

子供がよく怪我をしたり
大人でも家庭で処置する傷には
このテープがめちゃくちゃおすすめなんですよ!!
人間の自然治癒力を最大限に利用し
傷跡をあまり残さず
かさぶたを作らず再生してくれる万能なテープです。
処置方法
①傷口を泡石鹸できれいに洗浄します。
②傷より少し大きめにカットして貼る
③テープが溶けたりはがれるまでそのままでOK

まとめ

頭部打撲時はまずは緊急性=救急搬送の必要性があるかの
緊急性の5つの判断ポイントをチェックしてください。
どれか1つでも当てはまる場合は迷わず119番通報です。

救急搬送の必要性がなかったとしても
何らかの症状がある場合や
頭部打撲の状況によっては医療機関を受診しましょう。

病院へいって何もなかったからと安心せず
2か月前後までは症状の出現や変化に注意しましょう。

頭部打撲をしたことさえ忘れていた
2か月前後までは油断できません

そして自転車に乗る時は
必ずヘルメットをかぶりましょね。

ヘルメットをかぶっているかいないかで
命の分かれ道になります。

悪いことが起こる前の備えは
なによりも自分を守る事になりますから。

ちなみに夫も息子も自転車練習の時は
きちんとヘルメットはかぶっていました。
ブランコの時はかぶっていませんが…。
ブランコの時もかぶらせたいくらいです。

不慮の事故には十分気をつけてくださいね。

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まりちゃん

まりちゃん

42歳女性。看護師22年目現役看護師です。趣味は23歳か始めたサーフィン。中1反抗期娘と小4暴れん坊息子の子育て奮闘中。子供たちは生まれてからずっと反抗期。2匹の(4歳)ミニチュアダックスフンドと同居。トイレトレーニングも失敗しかなりの吠え癖あり。遊漁船経営の自由人の夫一人。働きながら子育てし、忙しさに追われながらも日々何かを感じ同じ悩みをもつあなたと共感し、みんなが楽しく過ごしていけますように。知識経験を生かしあなたの人生に少しでもプラスになる良い情報発信していきます!

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